6月の誕生石のご紹介
6月の誕生石は、真珠・ムーンスト-ン・アレキサンドライトの3種類があります。
アレキサンドライトは、2021年12月に6月の誕生石として新たに追加された宝石です。
真珠について
真珠の宝石言葉は「健康」「長寿」「富」「純潔」などです。
昔から薬として珍重され、クレオパトラも酢に溶かして飲んだといわれます。
現在でも漢方として使われるほか、コスメとしても人気です。
また、安産のお守りとしても知られており、これは母なる貝の中で大切にはぐくまれて真珠が誕生することに由来しているでしょう。
母性や清楚な美しさを高め、慈愛や上品さといった魅力を引き出し、女性を守護する石だともいわれています。
さらに真珠は、丸く角がないことから、角が立たない・縁(円)がつながるとしてお守りとしても最適です。
冠婚葬祭のイメージがある真珠ですが、最近ではファッションで身に着ける方も多く、
オシャレアイテムとしても人気があります。
そこまで強い宝石ではなく酸に弱いので、ご使用後は柔らかい布などで拭いてあげてください。
ムーンスト-ンについて
ムーンスト-ンの宝石言葉は、「健康」「幸運」「恋の予感」などです。
夜空に浮かび上がる月を写し取ったかのような神秘的な光は、古来、月の満ち欠けに呼応して輝いているのだと信じられていました。
月は女性性なので女性の人生における体調周期を整えてくれます。
月を連想させる優しい光は、持つ人の体の調子を整えたり、幸運と出会うきっかけをもたらしてくれます。
これは子宝・安産の象徴ということですから、転じて愛を多く受けられる・生み出せるという意味にもなります。
6月の誕生石、真珠とも通じるところがありますね。
特に女性に幸運をもたらす宝石ですので、1つは持っておきたい宝石です。
アレキサンドライトについて
アレキサンドライトの宝石言葉は「秘めた思い」「魅力」「高貴」などです。
とても稀少で『宝石の王様』と呼ばれ、「昼のエメラルド・夜のルビー」といわれるアレキサンドライトは太陽の下では緑色に、人工灯では赤色に変色する二面性を持った宝石です。
宝石コレクターに大人気のレアストーンです。
アレキサンドライトの特徴である二面性から、持ち主は周りにあまり影響されることなく自分らしく過ごすうちに、内に秘められた新しい面が現れてきて、そのギャップから生まれる個性的な魅力を発揮することもあるでしょう。
さらに、危険に直面するとそれをうまく回避する力も与えてくれるとされ、邪悪なものから守ってもくれます。
状況に応じて柔軟に対応することができるようになり、自分らしさを貫きながらも、愛情をもって周囲とうまくやっていけるようになるでしょう。
アレキサンドライトは、本来の自分をしっかりと貫きながら、周囲や人生の困難に対し柔軟に対応する力を与えてくれます。
また、内なる個性を引き出し、創造力を発揮させてくれる石でもあります。
モース硬度は8.5で、硬い鉱石です。へき開性もないので割れにくく、扱いやすい宝石です。
今回追加された理由といたしましては、日本の誕生石のベースとなったジュエラーズ・オブ・アメリカの現在の誕生石より、新しい誕生石として追加されたそうです。
6月は誕生石が3つもある月です。是非3つ揃えてみてくださいね!